ペタンクは、1910年に南フランスで生まれた、誰でも楽しめる球技で、ヨーロッパを中心に普及しているスポーツです。現在、世界55か国以上でペタンク競技が行われており、発祥国フランスでは500万人がプレーを楽しんでいます。
最近では、アメリカ、カナダ、タイ、アフリカなどでも愛好者が増え、国際的なスポーツとなりました。日本では40万人以上がプレーをしています。
ペタンクは、目標球(ビュット)に金属製のボールを投げ合って、相手のボールより近づけることで得点を競うゲームです。氷上のカーリングの陸上版のようなものです。
ペタンクが親しまれる理由は、子どもから高齢者まで対等に競技を行うことができるため、世代間交流が図られること、ルールが複雑でなく誰でもすぐに競技を始められることができ、どこでもほんの少しの場所で気軽にプレーできることにあります。
テラんとは、フランス語で「集う場所」という意味もありますが、ペタンクの競技コートとも言われています。